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STANDS編集部
日々の業務で活用いただける実践的なフレームワークや、知っておきたいSaaSのトレンドワード・キーワードの解説、CS業務改善のためのヒントなどをお届けいたします。
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ビジネスにおいては、さまざまなシーンで問題解決や課題整理が求められます。
そんな時に役立つフレームワークの一つが、ロジックツリーです。
この記事ではロジカルシンキングの実践時に欠かせない手法であるロジックツリーについて、活用メリットや種類別の活用シーン、作成方法や注意点、役立つツールまで解説します。
ロジックツリーとは、ある事象の構成要素をツリー状に分解し整理するフレームワークです。事象の構成要素の分解や、原因特定、問題解決、要素同士の関係性の整理などを目的として用いられます。
ロジックツリーを使うと、視覚的にかつ漏れなく要素の整理ができるため、対象となる事象の理解につながるとともに課題の特定や解決策の立案に役立ちます。
ロジックツリーに多くの活用メリットがありますが、主たるものは以下の5つです。
問題解決を行うためには、対象となる問題そのものを正しく捉えることが不可欠です。
認識のずれがある状態では、問題解決のための議論をうまく進めることも困難でしょう。
ロジックツリーで問題を構成している要素を洗い出し可視化することによって、その全体像を明らかにすることができます。
ある問題の表面だけを見ていても、原因を見いだすことは難しいでしょう。
ロジックツリーを使うと問題の構成要素を網羅的に書き出すことができるため、原因となっている要素を特定しやすくなります。
ロジックツリーは課題の特定だけでなく、解決策の検討にも役立ちます。
課題をロジックツリーで分解する対象とし、それを解決する手法を書き出していくことで、具体的な解決策をスムーズにリストアップすることができます。
ロジックツリーにより複数の解決策をまとめた形で可視化できるため、全体を見渡してどのアクションからどう着手すべきかを検討しやすくなります。
各解決策を構成する要素からToDoを具体化したり、解決策同士の比較から着手の優先順位をつけたりするなど、解決策を実行に移していく際に有用です。
解決策を実行に移す際には、ステークホルダーやチームメンバーへの説明や協力要請が必要となるでしょう。
ロジックツリーを用いると、何故その解決策を採用するまでに至ったのかという経緯までひと目で示すことができます。
論理的な理由も含めてわかりやすく説明できることで、解決策への理解や協力を得やすくなります。
ロジックツリーには大きく分けて4つの種類があります。
各種類のロジックツリーと、それぞれの活用シーンについて解説します。
Whatツリーとは、事象を構成する要素を分解して網羅的に洗い出すためのロジックツリーです。
考慮すべき要素の把握や問題につながっている要素の特定に役立ちます。
例えば「あるSaaSサービスの売上」を分解した場合、以下のようなWhatツリーができます。
<Whatツリー(要素分解ツリー)の例>

Whyツリーとは、問題の構成要素を洗い出すことで原因を突き止めるためのロジックツリーです。
ある問題に対して原因を一つ一つ具体的に書き出していきます。
例えば、「LTVの低下」という問題を分解した場合、以下のようなWhyツリーができます。
<Whyツリー(原因特定ツリー)の例>

▼LTVについて詳しく知りたい方はこちら
Howツリーとは、問題に対する解決策を書き出して着手の優先順位付けをするためのロジックツリーです。
問題解決のための具体的なアクションをツリーの形で列挙し、最終的には問題への影響度や実行の難易度などを考慮して優先順位付けを行います。
例えば「継続利用率の向上」のためのアクションを整理した場合、以下のようなHowツリーができます。
<Howツリー(問題解決ツリー)の例>

▼解約対策について詳しく知りたい方はこちら
『【テックタッチツール活用がカギ】SaaSの解約理由とその対策』
KPIツリーはHowツリーの派生形にあたるロジックツリーです。
問題解決策に対してその達成度を図るための数値、すなわちKPIを紐付けます。
KPIを関連付けることにより、問題解決のためのアクションプランをより具体化し、進捗管理を行うことができます。
▼SaaSのKPIについて詳しく知りたい方はこちら
『保存版【SaaSの重要KPIまとめ】SaaSの主要指標を解説』
ロジックツリーを実際に作成する際の手順と注意すべきポイントについて解説します。
前提となる問題の定義が異なれば、当然有効な解決策も異なります。
ロジックツリーで問題を分解し解決策を導いても、対象としている問題自体の認識が曖昧な場合意味のないものになってしまうため、注意が必要です。
取り扱う問題がどういったものか、定義を明確にした上でロジックツリーを用いましょう。
要素分解には無数の切り口が存在しますが、現実的にはその全てを事細かにチェックしていくことは時間やコストの問題から困難です。
そのような場合、仮説思考によって切り口のあたりをつけることが重要です。
どういった切り口からアプローチすると問題特定や解決策に素早くつながりそうか、という仮説を持ってロジックツリーを作成しましょう。
ロジックツリーの左右の要素が満たすべき関係性が「包有関係」「因果関係」です。
包有関係とは、Whatツリーにおいて「左の要素=右の要素の合計」となっている関係性を指します。
因果関係とは、Whyツリー・Howツリーにおいて「左の要素=右の要素の結果」「右の要素=左の要素の原因」となっている関係性です。
これらの関係性を満たしていない要素がないかチェックしながら、作成を進めましょう。
洗い出した要素に漏れやダブりがないかどうか、いわゆる「MECE」なロジックツリーになっているかも確認すべきポイントです。
作成中は気をつけていても見落としが発生しがちですので、一通り作成が終わったあとに全体を見渡してチェックすることをおすすめします。
第三者による確認も、漏れやダブりを見つけるための有効な方法でしょう。
Howツリーの場合、最も右端の要素が実行可能なアクションになっていることが重要です。
具体性・実現性に欠けたアクションの書き出しで終わっていては、結局問題解決にはつながりません。
誰が・何を・いつ・どうするのかがわかる行動レベルまで書き出すようにしましょう。
ツールを使うことで、ロジックツリーをよりスムーズに作成できます。

ExcelのSmartArt機能のうち「階層構造」がロジックツリーのテンプレートとして利用可能です。
以下の手順で利用できます。
▼手順
メニューから「挿入」を選択>SmartArtを選択>階層構造を選択>横方向階層を選択
SmartArt機能はExcelにデフォルトで搭載されているため、手軽に利用できる点が魅力です。
Xmindはマインドマップ作成を目的としたツールですが、構造が近いためロジックツリーの作成にも流用できます。
デザイン的にも優れたツリーが作成できるため、プレゼン用の資料としてロジックツリーを用いたい場合などにも役立つでしょう。

(画像参照:Miro)
ホワイトボードツールであるMiroもマインドマップ作成用の機能を有しており、ロジックツリー作成に活用可能です。
作成したロジックツリーの共有や共同編集も容易に行えるため、チームでの作業に適しています。
この記事ではロジックツリーについて、活用メリットや種類別の活用シーン、作成方法や注意点、役立つツールまで解説しました。
ロジックツリーは要素分解・原因特定・問題解決に役立つフレームワークです。
作成時は対象となる問題の定義や分解の切り口の特定、MECEな要素の洗い出しなどに注意してください。
基礎を理解した上で、ぜひ実際にロジックツリーを活用してみましょう。

カスタマーサクセス活動においても、現状分析から問題を特定し解決策を立案していく取り組みをロジカルに行っていくことが不可欠です。
「Onboarding」は、エンジニアのリソースを使わず開発も不要、ノーコードで簡単にチュートリアル、ヒントなどのガイドを作成できるため、スムーズなオンボーディングの実現に役立ちます。
またユーザー属性や利用状況の分析、データをもとにした施策の実行・改善といった、PDCAに必要な機能をワンストップで利用可能です。
データに基づくカスタマーサクセス活動の改善を推進したいとお考えの方は、まずは是非以下の資料をお問い合わせください。
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