
少数チームで成果を最大化。Legalscapeが実践する”Onboardingの使い倒し方”を徹底公開

Legalscape
(写真 左) 河本 優 様:ビジネス開発本部カスタマーエンゲージメント
(中央) 勝木 章博 様:同上
(右) 七海 彩 様:ビジネス開発本部ビジネスオペレーション
導入前の課題
少数体制のチームでも成果を最大化できるように「自走型の顧客体験設計」の構築をすること
新機能や付加価値機能の認知と活用率を上げるための新たなコミュニケーションチャネルの設計
既存契約しているDAPツールの制約を解消し、デザイン性と運用スピードを両立した施策を実行
導入による成果
問い合わせ率を約23%削減し、少数精鋭での大規模ユーザーサポートを実現
リプレイス前のツールと比較して設定工数が40%削減。プロダクト内でのタイムリーな情報提供により、ウェビナー申込数1.5倍など機能認知とユーザー行動を活性化
Google Big Query連携など行動データの可視化によるデータドリブンのPDCAと意思決定が可能に
(勝木さん)
Legalscape(リーガルスケープ)は、AIリーガルリサーチ・判例検索サービスです。他のシステムと連携しながら判例などの膨大な法情報を集約し、リサーチに活用していただくことを可能にしています。主に企業の法務部や弁護士事務所の先生方にご利用いただいており、ベータ版を含めるとリリースから5年、トライアル含めてユーザー数は約2万人規模になっています。
現在(2026年2月)時点で、弊社メンバーは50名ほどですが、カスタマーサクセスやオペレーションに関わるメンバーは非常に少数精鋭です。だからこそ最小工数で最大効率化・最大効果を出すことをチームの共通認識として持っています。

(勝木さん)
Legalscapeは比較的シンプルなプロダクトなためすぐ利用できる一方で、細かい便利機能に気がついてもらえないということもあり、プロダクト側でどう伝えていくかがテーマの一つです。メルマガだけでは浸透率に限界がありお客様から「こんなアップデートがあったなんて知らなかった」と言われることもありました。
そのため以前より、別のデジタルアダプションツールを導入しておりましたが、設定がやや複雑である一方で柔軟性に欠けておりました。運用を開始してみると、機能告知や初回利用者向けの操作チュートリアルといった施策で実現したいことを十分に表現できないことがありました。また、どの機能が利用されているかといったデータの取得・分析も行えず想定通りに活用できない点が複数顕在化しました。
こうした背景からツールのリプレイス検討を開始し、Onboardingを含む2社で比較・検討を進めました。
(七海さん)
比較検討にあたっての主なポイントは、大きく3つありました。 「やりたいことを実現できるか」「自社プロダクトとの親和性」そして「デザインの柔軟性」です。
OnboardingはHTMLでコンポーネントを組み込めるなど自由度が高く、弊社が重視しているデザインの再現性にも優れていました。また、従来利用していたツールと比べてガイド作成の操作が非常にシンプルで、プレビュー確認から本番反映までのプロセスもスムーズに進められる点は大きな魅力でした。実際に作成時間を比較検証したところ、他社ツールでは1ガイドあたり約50分かかっていたものが、Onboardingでは約30分で作成できました。制作工数の削減効果は明確で運用効率の向上につながっています。
さらに、Google BigQueryとの連携が可能である点も評価ポイントでした。
エンジニアの力を借りることなく、ビジネスサイドだけでOnboardingで取得したデータを自社プロダクトのデータと突き合わせて分析できるため、施策の効果検証や改善アクションまで一貫して実行できることは、大きなメリットだと感じています。

(河本さん)
全ての機能を使い倒してかなり色々なシーンで利用しております。先程勝木からあったようにリリースした機能に気づいてもらえない課題に対して、ポップアップでの新機能告知の効果は絶大です。またツアー機能を使って初回ログイン時には「こういう機能がありますよ」とチュートリアル形式のご案内や動画が見れるようになっており操作方法を学んでいただけています。個人トライアルと組織トライアルでは目的や使える機能が若干違うため、トライアルの種類に応じて表示案内が切り分けられるのも魅力のひとつです。また最近ではリリースノートも作成して更新状況を可視化しています。


(七海さん)
エンジニアチームにとって、自分たちが開発した機能がどの程度ユーザーに受け入れられているのかを把握できることは大きなモチベーションにつながります。そこで、告知にとどまらず、ユーザーの期待値や活用意向をその場で数値として取得できる仕組みとしてアンケート機能を活用しました。具体的には、新機能の告知と併せて、実務活用の期待値調査を行いました。新機能に対する評価を定量的にレポーティングできるようになり、感覚ではなくデータに基づいて次の改善アクションを検討できる点は、非常に合理的だと感じています。
(河本さん)
有効アカウント数に対する問い合わせ率を約23%削減ができています。当時は2名で対応していたので他の業務を並行する上でこの削減は非常に大きな成果です。ヒントやポップアップのガイド、ツアーから操作動画を簡単に見られる導線などが役立っていると思います。
(勝木さん)
開発リソースの面でも効果が出ています。以前は細かいデータを見たい時、エンジニアに工数を割いてもらう必要がありました。今は私たちが見たいデータをOnboardingで完結して取得できるため、エンジニアリソースの削減に貢献できていると感じています。
ウェビナー告知でも、Onboardingを利用したところメルマガのみの場合より1.5倍ほどの申し込みがありました。OnboardingはLegalscapeにログインしている利用者にダイレクトに伝えられることが強みだと感じています。

(七海さん)
また、Onboardingのステップガイドにおける離脱率を分析することで、プロダクト体験そのものの改善にもつながりました。特定のステップで離脱が集中している箇所を可視化できたことで、これまで気づくことのできなかったユーザー体験上の課題が明確になりました。その結果、該当箇所のUIや導線を見直しプロダクト自体の体験設計を改善するアクションへとつなげることができました。
ユーザーがつまずきやすいポイントを捉えることで、単なるガイド改善にとどまらず、プロダクト全体の品質向上にも寄与しています。
(河本さん)
最初はプロダクト内で「こういう使い方ができますよ」と操作説明を伝えられればいいかなと思っていましたが、使っていくうちにいろいろな使い方ができるとわかり、非常に良いギャップがありました。ガイド機能内でHTMLやJavaScriptも使えるため柔軟性が高いことが特徴です。「やりたいことが先にありまずOnboardingで試してみよう」という形で使わせていただいています。
(勝木さん)
お客様へのアプローチの手札が増えたことです。プロダクトにログインした熱量の高いユーザー層にリーチできるようになりました。Onboardingという手札の中に細かいカードがたくさんあるようなイメージで”遊び方も無限大”だと感じています。また、データでプロダクトを見つめ直す機会にもなっており、Onboardingを使うにあたって非常に良かった点だと思っています。
(七海さん)
データを取れるようになったことと、適切なガイド・誘導ができるようになったことの両方で、Legalscape単体では完結しないUI/UXの向上にOnboardingが寄与していると感じています。プロダクト・事業会社の視点では、データを取ってみると「この機能はあまり使われていないかも」と思っていたものが意外と使われていたとわかることもあり、機能の見直しにも一役買っています。ここを起点に売上につながる施策を打てるようにしていきたいです。
(河本さん)
いろいろな会社様で使っていただけるのではないかと思います。弊社のように比較的シンプルな設計のプロダクトでも使いやすいですし、複雑なプロダクトでも柔軟性があり、ガイドの出し方やヒント、ポップアップ、HTMLでの工夫などいろいろできるので、幅広いお客様に合うと思います。特定のプロダクトに限らず、幅広くいろいろな方に使っていただけるツールだと思います。
(勝木さん)
担当者のリテラシーはあまり問わないと感じています。
以前利用していたツールは、設定がやや複雑な割に柔軟性が低く、その点が課題でした。一方でOnboardingは直感的に操作できるため、専門的な知識がなくても使いこなせます。シンプルな施策を作ることもできますし、作り込むこともできる、懐が深いツールだと思います。
これからOnboarding Sync-AIもトライアルさせていただく予定で、使い方の組み合わせは本当に無限大だと感じています。私たちも様々なシーンでトライしていきたいので、ナレッジや事例の共有を教えていただき今まで以上に活用していきたいです。
他社様の事例はもちろん社内のエンジニアだけが把握しているようなお客様には使えないだろうと思っていたことも私たちはどうにか活用するので(笑)、マニアックな使い方もぜひ教えていただきたいです。
勝木様、七海様、河本様、ありがとうございました!
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