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keyboard_arrow_right公開日:
2023/11/27
最終更新日:
2023/11/29
教えて!DXソリューションとは?導入で得られる効果や成功させるポイントを解説
「Onboarding」マーケティングチームメンバー
Muto Haru
WEBプロダクトの新規事業立ち上げ、DX推進、WEBサイト運用や広告などデジタルマーケティング歴10年以上。 ノーコードSaaSツール「Onboarding」マーケティングチームメンバー。
現在、多くの企業でDXが推進されています。しかし、どのようにDXを進めるべきか策定できず、計画が漠然としてしまっている企業も少なくありません。そこで、より効率良くDXを推進するための解決策となるのが、DXソリューションです。DXソリューションは、企業ごとの課題を解決し、スムーズなDXを実現します。
DXの浸透にともない、DXソリューションについても頻繁に目にするようになってきました。とはいえ、まだDXソリューションがどのようなものなのか、どのように活用すべきなのか、わからないという方も多いでしょう。
この記事では、DXソリューションとは何か、活用方法や得られる効果、そして導入を成功させるポイントも紹介します。
ぜひ自社のDXに関する課題を解決するための参考にしてください。
また弊社の「Onboarding」は、WEBサービスの定着化を促進するために画面上で使い方のサポートをノーコードでご実施いただけるツールです。実際に多く導入されているkintone導入の際に併せてOnboardingをご導入いただき、社内システム移行による従業員の学習コストやストレスを最小限に抑え、また入力の補助により問い合わせ削減・入力促進を実現事例もございます。
従業員向けの「Onboarding for employees」もございますので、ご興味お持ちいただけましたら是非お気軽に無料の資料をご覧ください。
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DXとはデジタルトランスフォーメーションの頭文字をとった略称です。企業がデジタル技術やデータを活用してビジネスを変革し、新しい価値を生むことを指します。
ただし、DXは単なる新しいテクノロジーの導入にとどまるものではありません。組織全体のマインドセットや文化にも変革をもたらします。
DXによる変革はビジネスのあらゆるところに影響します。業務プロセスが自動化・効率化され、生産性が向上することが代表例です。また、業務が可視化・共有化されるため、チームでの仕事の仕方や意識も変化します。
さらに、顧客データを活用することで、顧客体験を向上させることも可能です。データの分析から新しい価値を見つけたり、AIによるデータ解析で新しい視点を発見したりといったことから、新規事業が生まれる場合もあります。
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『DXの定義とは?求められる企業の変革、課題や対策をご紹介』
DXは既存のアナログな要素を、単純にデジタル化することではありません。組織全体のビジネスモデルや業務プロセスを、デジタル技術を活用して根本的に変革することです。組織の文化や戦略を変革することも含みます。
また、DXの前段階として、デジタイゼーションとデジタライゼーションがあります。これらの違いを理解しなければ、本当の意味でのDXの実現はできません。
デジタイゼーションは、アナログ情報をデジタルに変換することです。例えば、紙の文書をスキャンしてデジタルファイルにすること、フィルム写真をデジタル画像に変換することなどがあります。
これらは情報の形式をアナログからデジタルに変えているだけともいえます。そのため、業務プロセスやビジネスモデル自体が変わるわけではありません。
デジタライゼーションは、デジタル技術を用いてビジネスのプロセスを変革することです。紙ベースの作業をデジタル化することや、顧客サービスをオンライン化することなどがあります。
この段階では、業務の効率化や業務プロセスの改善が目指されます。しかし、DXほどの根本的な変革までは含まれません。
DXソリューションは一般的には、DXにより企業が抱える課題を解決し、業務効率化や製品の付加価値向上を実現することを指します。またそれを通じて、競争優位性を確立するための取り組みも含まれます。その際に使用するシステム自体を指してDXソリューションという場合もあります。
DXで実現すべきことは、単なるデジタル化ではなくビジネスの変革です。DXソリューションは、課題を解決して変革を実現するための具体的な方法なのです。
例えば、従来は紙ベースで管理していた顧客情報をオンラインで管理すれば、多くの変革がもたらされます。場所に制限されない閲覧、リアルタイムでの共有などにより、働き方も変わるでしょう。この変革がDXです。そして、変化を実現するクラウドサービスがDXソリューションという位置付けになります。
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ここでは、DXソリューションを導入することで、どのような効果が得られるかを説明します。DXソリューションが課題を解決し、DXを進めることで、次のような変革を実現できます。
企業が置かれている市場やビジネス環境は、急速な変化を続けています。次々と新しい技術やトレンドが生まれ、消費者のニーズも変わります。ビジネスを発展させるためには、これらの変化に対応しなければなりません。
例えば従来の顧客管理システムでは、データの入力に時間がかかりました。また、蓄積されたデータは十分に活用されていませんでした。共有されずブラックボックス化していた部分もあるでしょう。
DXソリューションを導入することで、これらの課題を解決できます。データはリアルタイムに入力・共有され、活用される幅が広がります。また、AIを活用したデータ分析により、市場に関する予測の精度を高めることも可能です。
市場のトレンドや消費者のニーズの変化をリアルタイムで捉え、素早い意思決定と対応が可能になるのです。
DXでは業務プロセスのデジタル化や自動化によって、業務を効率化し、生産性を向上させます。その際に活用されるのが、クラウドコンピューティング、AI、RPAなどのDXソリューションです。
例えば、データ入力や分析、レポートの作成といったルーチンワークの自動化が可能です。これによって、まず手入力によるミスの発生を防げます。また、担当者の作業時間が短縮できることで、業務の効率化が図れます。その分の時間をクリエイティブな業務にあてることで、生産性も向上します。
DXソリューションは、これまで目をつけていなかった部分や、活用できていなかったものを使い、新たな価値を創出できます。それにより、新しい顧客層の獲得や、既存顧客との関係の強化が期待できます。
例えば、社内に顧客情報が蓄積されているものの、十分に活用できていない企業の場合。DXソリューションによるデータ分析で、ビジネスの新しい価値を発見できるかもしれません。または、新しい視点でのデータドリブンな製品開発も可能です。
また、オンラインプラットフォームの活用、サービスのパーソナライズ、なども考えられます。デジタル技術を活用して、新しいサービスや付加価値を創出するのです。
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ここでは、DXソリューションで具体的にどのようなことができるのかを説明します。また、パッケージされているDXソリューションツールもあわせて紹介します。自社の課題に合わせた、DXソリューションの活用方法を確認してください。
DXの推進により、企業活動のあらゆる項目がオンラインに移行しています。業務をオンライン化することで、リモートワークの実現や、オフィスの縮小などのメリットがあります。また、遠方の顧客との接触を増やせる、データのデジタル化が進むといったことも、DXならではの効果です。
以下は、オンライン化が可能な業務と、活用できるDXソリューションです。
・オンライン会議ツール
・チャットツール
・電子承認システム
・オンライン会議ツール
・電子契約システム
・チャットボット
・電子決済システム
・顧客管理システム
・在庫管理システム
・受注管理システム
・リスティング広告
・ディスプレイ広告
・SNS広告
・動画広告
・勤怠管理システム
・eラーニング
・オンライン面接ツール
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既存の業務プロセスの自動化や効率化も、DXソリューションを活用できる主要な分野です。作業時間の短縮やコストの削減などを実現できます。それにより、人員や資金をより効果の高いところにあてることが可能です。
また、業務の自動化や効率化にともない、社内データのデジタル化も進められます。さらにデータの活用範囲が広がり、新しい価値や事業の創出にもつながります。
効率化・自動化できる業務と、活用できるDXソリューションには、以下のようなものがあります。
・データ入力・転記・集計・レポートなどの定型作業の自動化ツール
・名刺管理ツール
・見込み客管理・育成ツール
・オンライン会議ツール
・エントリーシート・履歴書解析ツール
・人材データベース
・販売管理システム
・在庫管理システム
・会計システム
・経費精算ツール
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『営業DXとは│導入メリットや成功ポイント、おすすめツール』
顧客接点の強化に活用できるDXソリューションも多数開発されています。既存顧客との関係強化や、新規顧客の獲得が可能です。
既存顧客・新規顧客の両面でのビジネス拡大はもちろん、顧客データの蓄積をシステム化することも重要です。顧客データは今後のビジネスのために、大切な資産となるためです。
顧客接点の強化に関する業務と、活用できるDXソリューションには、以下のようなものがあります。
・顧客管理システム
・CRMツール
・顧客管理システム
・MAツール
▼従業員のシステム定着率を定着できるノーコードツールとは?
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DXソリューションの活用範囲は非常に幅広くなっています。また、単純にデジタル化すればいいものではありません。DXの推進のためDXソリューションを導入するには、自社の課題と実現したい状態を明確にする必要があります。
ここでは、DXソリューションの導入が単なるデジタル化や部分的な効率化に終わらないよう、成功させるためのポイントを説明します。
DXソリューションは、DXで課題を解決するための方法です。そのためDXの目的、DXによって自社が実現したいことが明確になっていなければ、どのようなDXソリューションを導入すべきか決められません。
目的が明確でなければ、あまり実用的ではないDXソリューションを導入してしまうリスクが高まるだけでなく、導入しても活用しきれずに終わってしまう可能性もあります。
そこで、DXソリューションを導入する目的を明確にする必要があります。もちろん目的は課題の解決なので、課題を洗い出すことも重要です。
DXソリューションの導入をプロジェクトとして捉え、課題を解決するというゴールを設定し、そこに至るための計画を立てましょう。
DXを進める際には、全社的な視点での、システムのグランドデザインの策定が重要です。まず全体の構造を描かなければ、一貫性のあるDXソリューションの導入はできません。各部門ごとにニーズは異なるためです。
それぞれの部門が部分最適だけを考えてDXソリューションを導入してしまうと、多くの問題が生じるのです。システムごとの連携が取れない、データが分散・重複してしまう、運用・保守コストが増加してしまう、といったことがあります。
そこで、全社的な視点が必要となります。各部門のニーズに合致しつつ、経営方針に基づく業務効率の向上とデータ活用を実現するDXソリューションを導入しなければなりません。
長期的に整合性を保ちつつDXを推進するために、全社的なグランドデザインが重要です。
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グランドデザインと共に、具体的な課題の可視化もポイントです。DXソリューションを導入する業務分野で、現状の業務フローを洗い直し、課題を特定しましょう。そして、課題を解決した後の理想的な業務フローも想定します。
導入するDXソリューションによって解決の方法も、実現できる業務フローも違います。しかし、具体的に課題と理想をイメージできる状態にまで落とし込まなければ、課題を解決するためのDXソリューションを選ぶことはできません。
導入候補のDXソリューションが見つかったら、コストを確認します。導入コストだけでなく、運用するためのコスト、そして費用対効果も算出する必要があります。
DXソリューションはビジネスの価値を高めるための方法です。その導入によって、コストに見合った効果が得られなければ、使う意味がありません。
また、DXソリューションにはさまざまなツールや方法があります。もし費用対効果が不足しているならば、コストやリスクを最小にして部分的なDXソリューションから始めてみるのも一つの方法です。
社内には既に多数のシステムやツールが導入されているでしょう。すべてのシステムを一気に刷新するのは現実的ではありません。DXソリューションを導入する際も、部分的なシステムの追加や入れ替えという形になるはずです。
そのため、導入するDXソリューションと既存システムとの連携は重要です。もし連携するために手作業が発生するならば、DXソリューションを活用する本来の目的に反してしまいます。
既存のシステムとの間でAPI連携ができるか、リアルタイムでの処理が可能かといったことを確認しましょう。
DXソリューションを活用するには、使いこなせる人材の育成も必要です。使い方の難しいDXソリューションの導入を避けるのと同時に、関わる社員全員が使いこなすための教育をおこないましょう。
また、DXソリューションを活用する環境構築を指揮する人材も欠かせません。DXに関する知見を持った人材が社内にいなければ、雇用体制を整えることも検討してください。
人員の面からもDXを推進することが、DXソリューションを導入する際のポイントです。
社内にIT人材が不足していることがDXソリューション導入の障害になるなら、ノーコードツールの利用もおすすめです。
ノーコードツールは、プログラミングの知識がなくてもDXツールやアプリケーションを作成できるツールです。直感的に理解できるインターフェースやテンプレートが用意されているので、ITに詳しくなくてもDXソリューションを活用できます。
ビジネス環境や業務フローが変化し続ける環境であっても、DXソリューションを内製化できれば、素早く対応できます。それをIT人材が不足していても実現できるのが、ノーコードツールなのです。
ノーコード開発ツールを選ぶ際には、自社のニーズに合っていること、実際に使いこなせることが重要です。機能やサポートを比較して選んでください。
▼お使いのシステムにノーコードで簡単にガイド表示が可能!
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DXソリューションは、導入よりも活用し続けることの方が重要です。一部しか使われなければデータの蓄積も不十分になります。また、想定した通りの業務効率化や生産性向上も達成できません。
十分にDXソリューションを活用するには、現場のメンバーみんなに慣れてもらう必要があります。せっかく導入しても、使われなければ意味がないのです。
そのためには、現場のメンバー全員を巻き込むことが大切です。経営サイドやバックオフィスに役立つだけでなく、現場も含めたすべての業務が効率化することを納得してもらいましょう。
DXソリューションとは、DXによって企業が抱える課題を解決する取り組みです。業務効率化、製品の付加価値の向上、競争優位性の確立などが目的です。また、課題を解決するために使用するシステムやツールを指して、DXソリューションという場合もあります。
具体的には、DXソリューションの導入によって業務のオンライン化や自動化、顧客接点の強化などが可能です。その結果、市場変化への対応や、生産性の向上といった効果を得られます。さらに、全社的なDXによって、新たな価値の創出にもつながります。
このような効果から、DXはビジネスにとって欠かせないものと考えられるようになりました。現在ではほとんどの企業がビジネスを進化させるためにDXに取り組み、DXソリューションを活用しています。
しかし、DXソリューションを導入すれば、それだけで当初の目的を達成できるものではありません。DXソリューションを関わるメンバー全員で活用し、ノウハウを蓄積することで、初めて効果が得られるのです。DXソリューションの導入時には、人材の育成や雇用も含めて体制を整えてみてください。
弊社が提供する「Onboarding」は、国産のローコード・ノーコードツールです。Webサービスにタグを一行入れるだけでユーザーを導く「プロダクトツアー」「ヒント」「ポップアップ」等のガイド表示ができるため、エンジニアリソースを削減しながら利用者へシステムの使い方をサポートすることが可能です。マニュアルを作ったもののなかなか読まれない…というケースにお役立ていただくことも多いです。
最近では、自社開発のサービスへの導入だけでなく、SFAツールとしても利用されているkintoneの導入にご活用いただいた事例もございます。
▼Onboardingをkintoneに活用された企業様の事例記事はこちら
『新しく導入するシステムへの移行に伴う学習コストやストレスを最小限に。システムを利用する瞬間に、自己解決できる仕組みを構築。』
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Muto Haru
WEBプロダクトの新規事業立ち上げ、DX推進、WEBサイト運用や広告などデジタルマーケティング歴10年以上。 ノーコードSaaSツール「Onboarding」マーケティングチームメンバー。
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