の機能や事例などをまとめたサービス資料を配布しています
まずは無料で資料請求


STANDS編集部
日々の業務で活用いただける実践的なフレームワークや、知っておきたいSaaSのトレンドワード・キーワードの解説、CS業務改善のためのヒントなどをお届けいたします。
STANDS編集部
日々の業務で活用いただける実践的なフレームワークや、知っておきたいSaaSのトレンドワード・キーワードの解説、CS業務改善のためのヒントなどをお届けいたします。
Onboarding 資料請求フォーム
カスタマーサポートにおいては、想定されるLTV別に顧客を分類し、各セグメントに適したアプローチを行う「タッチモデル」という手法を取ることが一般的です。
「タッチモデル」では、期待できるLTVが最も大きい顧客層・中間層・最も小さい層にセグメント分けし、「ハイタッチ」「ロータッチ」「テックタッチ」の3種類のタッチポイントを使い分けます。
なお、分類の基準となるLTVとは、「Life Time Value(ライフタイムバリュー)」の略であり、ある顧客の製品・サービスの契約における取引期間、すなわち「契約を開始してから終了するまでの期間」に得られる利益を指します。
LTVの計算式にはいくつかの種類がありますが、サブスクリプション型で収益を得るSaaSの場合には、「LTV=ARPU(1顧客あたりの月次平均単価)÷チャーンレート(月次解約率)」の計算式がよく用いられます。
本記事では、「テックタッチ」に焦点を当て、
・なぜテックタッチがカスタマーサクセス担当者にとって重要なのか
・カスタマーサクセス担当者がテックタッチを導入する時のポイント
・テックタッチの具体的手法
以上の3点について、解説していきます。
また弊社ではテックタッチでセルフオンボーディングを促進するノーコードツール「Onboarding」を提供しています。テックタッチ施策をご検討中の方は是非合わせてこちらも御覧ください。
先ほど少しご紹介したように、カスタマーサクセスのタッチモデルには、主に以下3種類のタッチモデルがあります。

ITテクノロジーの発展が目覚ましい近年、カスタマーサポートにおける「テックタッチ」の重要性が特に高まっています。
「テックタッチ」とは、LTVは最も小さいものの数が多い顧客層に対する、テクノロジーを活用したアプローチを指します。例えば、サービス画面上に行うべき作業を示すガイドを表示したり、自分でサービスの使い方を学習できるヘルプページを設けたりするのが「テックタッチ」の例です。
▼あわせて読みたい「テックタッチツール選定ポイント」とは?
「ロータッチ」とは、中間層の顧客向けの、対人とテクノロジーの両方を用いたアプローチを指します。具体的には、コールセンターやメール受付による対応などが例として挙げられます。
「ハイタッチ」とは、LTVが大きい顧客層に対して行う、担当者によるマンツーマン対応や顧客の事情に応じたサポートのカスタマイズなど、人的リソースを投入した手厚い対応を指します。
「タッチモデル」の考え方を用いて、戦略的に各顧客層に対して最適なアプローチを行っていくことが、カスタマーサクセス全体の成功につながります。
▼3種類のタッチモデルについて詳しく知りたい方はこちら
『カスタマーサクセスのタッチモデル ハイタッチ・ロータッチ・テックタッチとは』
さらに最近では、ハイタッチ・ロータッチ・テックタッチに続く第4のタッチモデルとして「コミュニティタッチ」もその一つとして挙げられるようになりました。
コミュニティタッチとは、コミュニティ形成を通してユーザーと企業、またはユーザー同士のつながりを活用したアプローチを行う手法です。コミュニティモデルと呼ばれることもあります。
▼自社プロダクトに適したテックタッチツール選びを実現する「テックタッチツール選定ポイント」とは?

テックタッチがなぜカスタマーサクセスにおいて重要な意味を持つのか、詳しく見ていきましょう。
テックタッチにより、テクノロジーを活用することでカスタマーサクセスの取り組みにかかる人的なコストの削減につながります。戦略的にテックタッチを取り入れることで、それまで掛かっていた人の稼働を最小限にし、手厚いサポートが必要な顧客層に対してなど、適切な領域にそのリソースを再配分できます。
カスタマーサクセスの優秀な人的リソースの確保は、簡単なことではありません。スタッフに最適な分野で最大限の成果を上げてもらうためにも、戦略的にテックタッチを用いることは重要と言えます。
▼あわせて読みたい
『カスタマーサクセスのリソース不足。業務を効率化する対策とは?』
人的リソースに頼らずテクノロジーを用いることによって、一度にたくさんの顧客にアプローチを行うことが可能になります。とりわけ、サポートにパワーが必要であり、かつカスタマーサクセスの全てのフェーズに影響するオンボーディングにおいては、テックタッチを有効に活用できるかどうかが重要なポイントです。
一度に多くの顧客をサポートできることで、企業側の効率性が上がるだけでなく、顧客側にもメリットがもたらされます。
例えば、サービスや製品の利用中に起きた困りごとに対して、その解決方法が問い合わせしかなかった場合、どうでしょうか。
ユーザーはサポートセンターの受付時間中に電話を掛け、つながるまで順番を待ち、オペレーターとやりとりをし……と長い時間と手間を費やさなくてはなりません。こんなとき、チャットボットやFAQなどが整備されていれば、ユーザーは365日24時間いつでも都合のよいタイミングで、すぐに解決方法を見つけることが可能です。
▼カスタマーサポートの業務効率化についてはこちら
『CS(カスタマーサポート)業務の工数削減方法とは?テックタッチ活用がポイント!』
カスタマーサポートの対応が、スタッフの経験やスキルに依存してしまう……いわゆる「属人化」はよくある悩みではないでしょうか。
テックタッチを用いることで、サポートの品質を均一にすることにもつながります。顧客データや想定されるユーザーの一定のアクションを条件として機能するテックタッチの仕組みを設計することで、多くのユーザーに常に均質かつ適切なユーザーサポートを提供することが可能です。
▼あわせて読みたい
『【保存版】カスタマーサポート業務の属人化理由と対策ポイント』

ここからは、実際にカスタマーサクセスの現場にテックタッチを取り入れていく際、押さえておきたいポイントについて確認していきましょう。
大前提となる、カスタマーサクセスのプロセスや、対象となるユーザーセグメントを妥当な粒度に分類し、テックタッチのターゲットや目的を整理しましょう。
現状のカスタマーサクセスの何が課題であり、どのユーザーセグメントに対して何を提供し、どういった状態になれば「テックタッチの導入成功」と言えるのか。目標を明確にした上で、テックタッチの導入計画を立てるべきです。
▼以下の無料資料もお役立てください
>【無料ダウンロード】「テックタッチツール選定ポイント」のお役立ち資料
テックタッチの対象となるユーザーの「カスタマージャーニーマップ」を作ることが必要です。「カスタマージャーニー」とは、ユーザーがプロダクトを利用する際に「いつ」「どんな」体験を求めているかを整理したものです。
契約〜導入〜オンボーディング〜活用〜契約更新という一連の流れの中で、ユーザーがどのタイミングでどんなサポートを求めているのかを明確にし、それに対してどのようなテックタッチの手段が適切かを検討しましょう。
実際には、ターゲットとするユーザーやプロダクト自体の特性などを踏まえて詳細に検討する必要がありますが、カスタマージャーニーのフェーズに対応する各タッチポイントの代表的手法を整理したものが以下の図です。
▼カスタマージャーニーについて詳しく知りたい方はこちら
『【SaaSのカスタマージャーニー】マップ作成や活用方法をご紹介!』
<カスタマージャー二ーマップの例>

▼「ハイタッチCSをスケールさせる仕組みづくり」でテックタッチ・ハイタッチ施策の混在を解決するには?
⇒【無料】解説資料のダウンロードはこちらから
テクノロジーを用いてサポートを自動化するにあたり、どこにユーザーのニーズや課題があるのかあぶり出しておきましょう。
そのためには、いきなりテックタッチのツールを導入するのではなく、事前にテストを行うことをおすすめします。具体的には、テックタッチで行おうとしているサポートを、人が試してみることで、ユーザーの反応を確認します。テスト結果を分析し、もし新たなニーズや課題が見つかった場合はそれに対応できるよう、テックタッチのやり方を改良した上で導入するようにしましょう。
テストの結果によっては、テックタッチが適切ではないと判断できることもありえます。テックタッチの導入ありきではなく、カスタマーサクセスの最適化のために何がベストかという視点を忘れないでください。
テックタッチを実現するためのツールにはさまざまなものがありますが、ユーザーのニーズや製品・サービスの特性にあったものを選定しましょう。例えば、メールを見る習慣がないユーザー層に対していくら有益なサポート情報をメルマガで送っても、閲覧してもらえず意味がありません。
ツールの運用にかかるコストや手間、拡張性の有無もチェックしておくべきポイントです。テックタッチのツールは導入して終わりではありません。長期的な運用を見据えたツール選定を行いましょう。
▼こちらもご参考ください
『【イベントレポート】テックタッチ導入前に整理すべきポイント実例』
テックタッチの導入後も、常にユーザーの反応をウォッチし、改善すべき点があれば素早く対応していきましょう。PDCAのサイクルを回し続けることが重要です。
また、ユーザーニーズと、製品・サービスは相互に影響しあいながら変化・成長していくものです。例えば、新しい機能をリリースする際などは要注意です。新機能に対してどういったユーザーのアクションがありそうか仮説を立て、それに対してテックタッチの仕組みをどうメンテナンスしていくべきか、合わせて考えましょう。

ここからは、テックタッチの代表的な方法について解説していきます。よくイメージされる「メールマガジンの配信」以外にも、さまざまなテックタッチの手法があります。
ユーザーの特性にあった媒体を使って、製品・サービスの使い方などコンテンツを配信します。具体的にはメール、チャット、アンケート、最近ではウェビナーやPodcastも一般的になってきました。
コンテンツの質が良くても、ユーザーに届かないことには意味がありません。ターゲットとするユーザーになじみが深い媒体を使うことがポイントです。
製品・サービスがアプリケーションの場合、ユーザーの操作を助けたり、設定が必要な項目を示したりするメッセージの表示機能を組み込むというのも効果的な手法の一つです。
とはいえ、メッセージ表示機能を開発するリソースが……とお悩みの方もおられるかもしれません。そういった場合、本記事の最後で紹介する弊社の「Onboarding」のような、ノーコードでガイドを表示できるツールを用いることも検討してみてください。
テックタッチでより具体的に、豊富な情報量で製品・サービスの使い方をユーザーに解説したい場合、チュートリアルツールやFAQを整備するとよいでしょう。
ただし、これらはやり方にもよりますが、テックタッチの中でも比較的リッチな部類の手法です。可能なかぎりミニマムスタートすることと、効果測定と改善ができるよう利用状況のデータを取得・分析できる仕組みを整えた上で導入することをおすすめします。
タッチモデルの際にご紹介した「コミュニティタッチ」も、カスタマーサクセスの現場にテックタッチを取り入れていく際に検討したい施策のひとつです。
カスタマーサクセスにおいてコミュニティタッチを導入するメリットは主に以下が挙げられます。
・コミュニティタッチを取り入れることで、以下のメリット
・ユーザー同士のサポートにより企業側の対応稼働が削減できる
・ユーザーフィードバックが取り入れやすくなる
・ユーザー同士のつながりで解約を防げる
・口コミの活性化が新規契約やアップセル・クロスセル促進につながる
▼コミュニティタッチについての詳細はこちら
『コミュニティタッチとは?カスタマーサクセスを促進する第4のタッチモデル』
以下、テックタッチ施策が成功している企業様の事例を一部ご紹介します。
顧客の数が多くても、テックタッチの施策を組み込むことで、きめ細かいフォローを実現することができることがうかがえます。
Sansan株式会社では、「最短導入マップ」という導入指南コンテンツを用意しておき、「ステップメール」で適切なタイミングで最短導入マップに誘導しています。
株式会社SmartHRでは、テックタッチ専門のチームが組まれており、顧客自身がサービスの活用度合いを深められるようなコンテンツを企画できるようにしています。
株式会社セールスフォース・ドットコムでは、テックタッチの取り組みとして、トレイルヘッド(山道)と名付けられたトレーニングサイトを用意しています。
▼テックタッチの事例についてはこちら
『テックタッチとは? 効果的な施策や企業の事例をご紹介!』
また、テックタッチ施策として弊社Onboardingをご導入され、成功した企業様も多数いらっしゃいます。
フリーミアム型のサービスを提供しており、利用方法が分からず離脱するユーザーが多いことが課題でした。
ログインしていただいた方にいかに活用いただくかに焦点を当てて施策を検討し、漠然と「やり方が分からない」という方や用語に関するお問い合わせも多かったため、全体の流れについてのご案内はテックタッチで解決できそうだと考え、Onboardingを導入いただきました。
▼株式会社フリーウェイジャパン様の事例についてはこちら
『ユーザの疑問をその場で解決する仕組みを構築。 お問い合わせ件数2割強減少、CSの対応時間も大幅削減を実現。』
その他「Onboardingを活用したお客様のテックタッチ施策事例」は以下をご覧ください。
⇒【無料】資料のダウンロードはこちらから
本記事では、カスタマーサクセスにおけるテックタッチの重要性や、テックタッチ導入時のポイント・具体的手法について解説しました。
テックタッチを用いることで、多くの顧客に対して、効率的かつ均質なアプローチを行うことが可能になります。戦略的に適切なテックタッチの手法を導入し、カスタマーサクセスの実現を目指しましょう。

「Onboarding(オンボーディング)」は、ウェブサービスにユーザーを導くガイドを設置するUI/UX改善ツールです。
エンジニアのリソースを使わず、ノーコードで簡単にチュートリアル、ヒントなどのガイドを作成することができます。
ユーザー属性や利用状況を分析し、データをもとにした施策を実行・改善といった、PDCAに必要な機能をワンストップで提供可能なため、テックタッチ施策として多数の企業様にご導入いただいています。
ご興味お持ちいただけましたら、ぜひお気軽に以下よりサービス資料をダウンロードください。
※こちらの記事は2022/05/09に公開後、2023/06/21を最新版として一部内容を更新しています。
【あわせて読みたい関連記事】
・カスタマーサクセスのタッチモデル ハイタッチ・ロータッチ・テックタッチとは
・コミュニティタッチとは?カスタマーサクセスを促進する第4のタッチモデル
・オンボーディングとは?SaaSカスタマーサクセスオンボーディングのメリット
・SaaSのカスタマーサクセスにおけるオンボーディングとは?重要ポイントや成功事例をご紹介!
関連記事